私たちについて
横井商店は祖父である横井三代吉が1924年4月(大正13年)に町の萬屋として創業し、現在まで100年近く能登町松波で松波米飴を作り続けています。
母の里より米飴製造方法を教わり他界するまで約50年間伝統製法を守り続けました。三代吉が他界後は祖母のヨシ子が米飴作りを守りました。そして現在、千四吉が米飴作りを行っています。 横井商店では長年培ったものづくりの経験を生かし、米飴以外にも能登の魅力を伝えるものづくりを目指します。
米飴の材料は、地元で採れたうるち米と「おやし」のみ。とてもシンプルです。「おやし」とは、大麦の麦芽を粉にしたもの。 うるち米を蒸して「おやし」を加え、一晩寝かせて醗酵させます。これを麻袋に入れて絞った汁を直径1mはある大釜に入れて、じっくり煮詰めること5時間。釜につきっきりで、しゃもじで何度もすくいながら飴の粘り具合を確かめます。季節によって温度の具合が微妙に変わります。通年同じようにするには添加物が必要になりますが、天然素材の無添加にこだわり、飴の固さを「長年の勘」で調整していくのです。 今は、3代目のヨシ子ばあちゃんの想いと技を継ぎ、横井千四吉が釜場を守っています。
母の里より米飴製造方法を教わり他界するまで約50年間伝統製法を守り続けました。三代吉が他界後は祖母のヨシ子が米飴作りを守りました。そして現在、千四吉が米飴作りを行っています。 横井商店では長年培ったものづくりの経験を生かし、米飴以外にも能登の魅力を伝えるものづくりを目指します。
米飴の材料は、地元で採れたうるち米と「おやし」のみ。とてもシンプルです。「おやし」とは、大麦の麦芽を粉にしたもの。 うるち米を蒸して「おやし」を加え、一晩寝かせて醗酵させます。これを麻袋に入れて絞った汁を直径1mはある大釜に入れて、じっくり煮詰めること5時間。釜につきっきりで、しゃもじで何度もすくいながら飴の粘り具合を確かめます。季節によって温度の具合が微妙に変わります。通年同じようにするには添加物が必要になりますが、天然素材の無添加にこだわり、飴の固さを「長年の勘」で調整していくのです。 今は、3代目のヨシ子ばあちゃんの想いと技を継ぎ、横井千四吉が釜場を守っています。